禁煙治療の新規患者受け入れ一時中止のお知らせ
2021年6月、ファイザー社より禁煙治療薬の出荷を一時中止するとの報告がありましたため、新規患者の受け入れを中止しております。
禁煙外来では、医師、看護師が身体・精神的にサポートし禁煙できるように導きます。また医師のアドバイスと合わせて、禁煙補助薬を処方することにより禁煙の成功率を高めます。
禁煙補助薬には貼り薬とニコチンを含まない飲み薬があります。“ニコチンを含まない飲み薬”は、ニコチンが切れて、イライラしたり落ち着きがなくなるなどの症状を軽くするだけでなく、タバコをおいしいと感じにくくする効果を併せ持っています。
当院ではニコチンを含まない内服薬チャンピックス®︎にて禁煙をサポートしますのでご希望の方は遠慮なくご相談ください。
健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。
初診時の問診では、治療法の説明の他、ニコチン依存度、喫煙の状況、禁煙の関心度などから健康保険等で治療が受けられるかをチェックします。
毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じて医師のアドバイスを受けることができます。
健康保険を使って禁煙治療を受けることが可能です。
禁煙治療(自己負担3割として)は、処方される薬にもよりますが8~12週間で12,000円~19,000円程度です。
1日1箱喫煙する方なら、8~12週間分のタバコ代より保険診療で禁煙治療を受けた場合の自己負担額のほうが安くなる計算になります。
ただし、禁煙治療に健康保険を適用するためには下記条件が必要となります。
過去に健康保険で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。なお、最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。
下記の質問に5項目以上当てはまりますか?
Q1,自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
Q2,禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
Q3,禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
Q4,禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。・イライラ・眠気・神経質・胃のむかつき・落ち着かない・脈が遅い・集中しにくい・手のふるえ・ゆううつ・食欲または体重増加・頭痛
Q5,上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
Q6,重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
Q7,タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
Q8,タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。
Q9,自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
Q10,タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
【 1日の平均喫煙本数○本 × これまでの喫煙年数○年 = 200以上 】
「ニコチン依存症」という病気は意志の力だけで治せるものではありません。
禁煙成功のために、禁煙外来を活用しましょう。
医院名 |
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医療法人社団博有会 志津さくら内科クリニック |
院長 |
青木 博 |
住所 |
〒285-0846 千葉県佐倉市上志津1786-1 |
診療科目 |
内科・消化器内科・内視鏡内科 |
電話番号 |
043-460-5088 |